定義:口腔内異常感症は心理情動因子に起因し、「口腔内に異常感を訴えるにもかかわらず、 症状に見合う器質的変化の認められない」 症例と定義される。しかしその病態の位置づけや明確な 診断基準、有効な治療法も存在しないため、通常治療に難渋することが多い。

長期間患者と向き合い、訴えに耳を傾けたことが治療効果を向上させる可能性があり、初診時から時間をかけて患者との十分な信頼関係を構築するのが治療の第一条件と考えている。高次医療機関と連携し加療を行います。