唾液の分泌量は、ライフスタイルや遺伝性、糖尿病などの病気だけでなく、年齢や常用薬の使用も影響します。
唾液の作用は以下の項目が挙げられます。
A:消化作用
酵素であるアミラーゼがデンプンを分解して、体内に吸収/消化しやすくする
B:抗菌作用
抗菌作用を持つ成分が、最近の増殖を抑える
抗菌ファクター(リゾチーム、ラクトフェリン)
C:粘膜保護/潤滑作用
粘性のあるムチン(糖タンパク)が喉や食道を保護し、傷つけにくくする。
また発生がスムーズになる
D:食塊形成作用
噛んだ後に飲みやすい形にする。また、味が感じやすくなります
E:pH緩衝作用
飲食により酸性に傾いた口内のpHを中和させ虫歯を防ぐ。
F: 粘膜修復作用
上皮成長因子(EGF)が、組織が傷ついたときに修復する。
G: 再石灰化作用
飲食により溶けかかった歯の表面を修復し虫歯を防ぐ。
こちらの関連項目もご覧ください。