＜症状＞
口の中がヒリヒリする、口の中が白い(偽膜性カンジダ症)、
口の中が赤い(紅斑性、委縮性カンジダ症)、口の中が苦いなどの症状があります。

＜原因＞
カンジダ菌は誰しもがもっている常在菌。
免疫力が低下することで、カンジダ症を引き起こすが、抗菌薬や降圧剤、
抗精神薬、抗アレルギー薬などを長期に服用することで唾液量が減り、
ドライマウス(口腔乾燥症)になることでも発症する。
また、義歯がカンジダの温床になり、義歯性口内炎の原因にもなる。

＜検査＞
当院ではクロモアガー寒天培地(カンジダ菌種の判定、カンジダ数の測定)を行っています。

＜治療＞
抗真菌薬のゲル、含嗽により通常は2週間で改善する。
しかし、義歯装着者では義歯がカンジダの温床になり、難渋する症例が多い。
当科では義歯を口腔機能水＋超音波洗浄にてカンジダ除菌をすることにより改善を試みている。

＜入れ歯洗浄＞
こちらをご覧ください。

＜入れ歯洗浄の流れ＞